fx-5800P 測量計算処理の分岐について

fx-5800P

 本プログラムでは、処理の分岐点で次の処理を指定する画面が現れます。
 処理の選択画面には幾つかの種類があります。
 Ver.3以降の選択画面は以下の通りです。

処理方法の選択

  処理方法の選択

「放射計算 or 連続計算」、「右カーブ or 左カーブ」といった処理方法を選ぶ必要があるプログラムでは、写真のような選択肢が表示されます。この写真の例では、
を押すと放射計算、
を押すと連続計算を行います。

一連の処理終了後

  一連の処理終了後

一連の処理終了後には、最大で4種の選択肢が表示されます(赤い囲みの部分)。

このような選択肢が表示された場合、[]で囲まれたキーを押すことで、次に進む処理を指定します。

[M+]は M+ キー、
[×]は × キーを表します。

  画面表示と実際のキーとの関係

各プログラムに共通な選択肢の種類は下表の通りです。

選択肢の表示例 選択キー 実行される処理
TOP[0],[0] 先頭の処理に戻る
END[×],[×] × プログラムを終了する
BACK[−],[−] 前の処理(表示)に戻る
EDIT[3] 表示中の数値を修正する
REC[M+] M+ 表示中の座標を登録する
表示なし EXE 次の処理に進む

※上記以外にも、プログラム固有の選択肢がある場合があります。

次に進む時は EXE

選択肢に表示がなくても、多くの場合 EXE を押すと次の処理に進みます。

  一連の処理終了後

例えば、この写真の選択肢には [EXE]の表示がありませんが、このような場合でも EXE を押すと次の処理に進みます。

数値の入力を伴う選択

例1

  数値の入力を伴う選択1

この例は、座標番号を入力して登録してある座標を呼び出す場合の画面です。

この例では、 EXE と押す(座標番号に「0」を入力する)ことで、座標番号入力モードを、座標値直接入力モードに変更できます。

点線で囲まれた部分にゼロ「0」が表示されている状態であれば、そのまま EXE を押すだけで、直接入力モードに変更することができます。

例2

  数値の入力を伴う選択2

この例は、計算した座標を登録する場合の画面です。

この例では、 EXE と押す(登録番号に「999」を入力する)ことで、座標登録処理を中止することができます。