- fx-4850P測量計算
- クロソイド曲線プログラム
fx-4850P 測量プログラムクロソイド曲線
fx-4850P は、既に 製造が終了 しており、fx-4850Pに関連した サービスも終了 しております。
また、fx-4850Pに関する掲載情報も今後更新する予定はありません。
プログラムの概要
クロソイド曲線プログラムの概要は次の通りです。
クロソイド曲線上の任意の点(P)の座標(Xp,Yp)及び、諸数値(R,τ,σ,So,H,Ho,Hp,Xm,Ym,Tk,TL)を計算します。
入力データ及び求まる数値は次の通りで、継続計算の場合には曲線が固定され、求めたい点(P)までの曲線長(L)の入力からの繰り返し計算になります。
●入力データ
1) 始点(O)の座標(Xo,Yo)
2) 終点(Z)の座標(Xz,Yz)
3) クロソイド曲線長(Lz)
4) クロソイドパラメータ(A)
5) 求めたい点(P)までの曲線長(L)
●求まる数値1[必ず表示されるもの]
1) P点における曲率半径(R)
2) 始点からP点までの直線距離(So)
3) 始点(O)における接線の方向角(H),
始点(O)からP点を通る方向角(Ho),
P点における接線の方向角(Hp)
4) P点の座標(Xp,Yp)
●求まる数値2[表示は任意]
接線角(τ),極角(σ),始点(O)を原点とする座標系における曲率中心(M)の座標(XM, YM),単接線長(Tk),長接線長(TL)
fx-5800Pのご案内
fx-4850P は 2006年に 製造終了 となっております。
現場でお使いになるのであれば、fx-5800P をお勧めします。
fx-5800P は、 fx-4850P の後継機種に当たります。処理能力が高いだけでなく、電池が切れてもプログラムが消えない優れた機能を持ち、現場での使い勝手も良い、手帳型のプログラム電卓です。
fx-5800P:クロソイド(弦角、弦長)
fx-5800P:クロソイド(要素)
Excel 測量計算 のご案内
Excel 測量計算(Ver.2)は、様々な測量計算(30種)ができるように作られたソフトウェアです。
1,000点 の座標登録ができ、測点名で検索できます。また、CSV や SIMAデータの作成、簡易図形表示も備えています。
Web 測量計算2 のご案内
Web 測量計算2は、座標登録ができ、CSV・SIMAデータの読み込み・書き出しなど、Excel測量計算(Ver.2)と同等の機能を追加した Web 測量計算 の進化版です。
ただいま Excel測量計算 が 半額 で入手できる 特典 が付いています。
プログラムのソース表示
プログラムご利用の前に、
下記 「ご利用の前に」 の各項目をお読みください。
ご利用の前に
- 本プログラムは著作権法によって保護されている著作物です。本内容の全部、または一部を複製し、転売(オークションに出品)するような行為はお止め下さい。
- プログラムの入力を始める前に fx-4850P 取扱説明書を熟読されることをお勧めします。
- 本プログラムをご使用になる前に、「実行マニュアル」「操作手順書」「例題集」を良くお読みになり、操作方法を練習してください。
マニュアル類ダウンロード(PDF)
- 本プログラムはお客様の責任でお使いください。本プログラムに起因するトラブルにより損害を受けても、弊社は一切の責任を負いません。
- プログラムを手動で間違いなく入力するのは至難の業です。また、入力ミスは、必ずと言っていいほど発生します。どうか根気よく入力し、チェックを入念に行ってください。
- プログラムの入力方法がわからない、エラーが出る、答えが合わない、といった内容のお問い合わせはご容赦願います。
プログラム ソース
クロソイド曲線 【ファイル名:P15】
Fixm:Defm 20:H=0
Lbl 0:Cls:"<CLOTHOID>"
{H}
"LEFT_CURVE_⇒1"
H"RIGHT_CURVE⇒2_"
H=1⇒K=-1:Goto 1△
H=2⇒K=1:Goto 1△
Goto 0
Lbl 1:Cls:{A,B,C,D}
A"X0_":B"Y0_"
Cls
C"XZ_":D"YZ_"
T=A:U=B:V=C:W=D
Prog "ZA.SUB"
Z=999⇒Goto 1△
Z[14]=Y:Z[15]=X
Lbl 2:Cls:{E}
E"LZ_"
E≦0⇒Prog "ER.SUB":Goto 2△
Lbl 3:Cls:{F}
F"A_"
F≦0⇒Prog "ER.SUB":Goto 3△
Z[10]=F^2÷E
Z[11]=1-(E^2÷56÷Z[10]^2)
Z[11]=Z[11]+(E^4÷7040÷Z[10]^4)
Z[11]=Z[11]-(E^6÷161280÷Z[10]^6)
Z[11]=Z[11]×(E^2÷6÷Z[10])
Z[12]=1-(E^2÷40÷Z[10]^2)
Z[12]=Z[12]+(E^4÷3456÷Z[10]^4)
Z[12]=Z[12]-(E^6÷599040÷Z[10]^6)
Z[12]=Z[12]×E
Z[13]=Atan (Z[11]÷Z[12])
L=Z[14]-Z[13]×K
L<0⇒L=L+360△
L≧360⇒L=L-360△
Lbl 4:Cls:{G}
G"L_"
G≦0⇒Goto 4△
M=F^2÷G
N=1-(G^2÷56÷M^2)
N=N+(G^4÷7040÷M^4)
N=N-(G^6÷1612800÷M^6)
N=N×G^2÷6÷M
O=1-(G^2÷40÷M^2)
O=O+(G^4÷3456÷M^4)
O=O-(G^6÷599040÷M^6)
O=O×G
Q=Atan (N÷O)
R=√(N^2+O^2)
P=G÷2÷M×180÷π
Z[1]=L+P×K
Z[1]<0⇒Z[1]=Z[1]+360△
Z[1]≧360⇒Z[1]=Z[1]-360△
Z[2]=L+Q×K
Z[2]<0⇒Z[2]=Z[2]+360△
Z[2]≧360⇒Z[2]=Z[2]-360△
Z[3]=A+R×cos Z[2]
Z[4]=B+R×sin Z[2]
Z[6]=O−sin P×M
Z[5]=N+cos P×M
Z[7]=N÷sin P
P=90⇒Z[8]=O:Goto 5△
Z[8]=O−N÷tan P
Lbl 5:Cls
"A=":F:Pause 0
"R=":M▲
"S0=":R:Pause 0
"H=":L→DMS▲
"H0=":Z[2]→DMS
"HP=":Z[1]→DMS▲
"XP=":Z[3]:Pause 0
"YP=":Z[4]▲
Goto 8
Lbl 6:Cls
"T=":P→DMS
"S=":Q→DMS▲
"XM=":Z[5]:Pause 0
"YM=":Z[6]▲
"TK=":Z[7]:Pause 0
"TL=":Z[8]▲
Lbl 8:Cls:I=0
{I}
"REPEAT⇒0_MORE⇒5"
"CONTINUE_⇒1"
I"TOP⇒2_END⇒9_"
I=0⇒Goto 5△
I=1⇒Goto 4△
I=2⇒Goto 0△
I=5⇒Goto 6△
I≠9⇒Goto 8△
エラー表示サブルーチン 【ファイル名:ER.SUB】
Z=999
"DATA_ERROR"
Pause 3
Cls
座標変換サブルーチン 【ファイル名:ZA.SUB】
Fixm:Z=0
(T-V)≠0⇒Goto 1△
(U-W)≠0⇒Goto 1△
Prog "ER.SUB":Goto 2
Lbl 1:X=W-U:Y=V-T
Deg:Pol(Y,X):J≦0⇒J=J+360△
X=I:Y=J
Lbl 2
ご注意下さい
- 上記プログラムソースは見やすいようにインデントされていますが、fx-4850Pに入力する際には、インデントを無視してください。
- 改行マークは省略しています。
- アンダーバー”_”,”_”は空白を表します。半角全角の区別はありません。
- ファイル名は変更可能ですが、ソフト起動プログラム(QUICK RUN)を利用する場合には変更しないでください。
- サブルーチンは他のプログラムと共用しますのでファイル名を変更しないでください。
- プログラムの入力やファイル名の変更は、fx-4850Pの取扱説明書をよくお読みになってから行ってください。
- アルファベットの「O」と数字の「0」を区別するため、アルファベットの「 O 」にアンダーラインを入れて表示しています。
- fx-4850Pのプログラムには通常のテキストでは忠実に表現できないものがあります。本プログラムリストでは下表の通り表現していますのでご注意ください。