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魔女の瞳(一切経山)
福島県にある吾妻連峰に、息をのむような神秘の絶景があります。
「魔女の瞳」です。
その姿は、標高1,949mの一切経山(いっさいきょうざん)の山頂まで行かなければ見ることができません。
一切経山の登山道は整備されていて初心者でも登れますが、登山装備は必要です。
魔女の瞳までの道のり
魔女の瞳は、一切経山の山頂からの眺めが有名です。
一切経山へは、浄土平ビジターセンターから登るのがお手軽です。
2024/10/2
浄土平の駐車場までは車で行きました。
現地には案内図があって、一切経山までのルートを確認することができるはずでしたが・・・
▼現地案内図
かなり傷んでいて、肝心な箇所は判別できない状態でした (×_×;)
▼2010年の案内図
傷む前の案内図は、こんな感じでした(2010年時点)
事前に登山ルートを計画していましたので、案内図が傷んでいても支障ありません。
この日は、快晴で風もさほど強くない絶好の登山日和でした。浄土平付近は紅葉が始まったばかりでしたが、標高が増す毎に紅葉が進んでいて、初秋の登山を楽しむことができました。
▼よく整備された木道からスタートです。
浄土平の駐車場から登山道へは、きれいに整備された木道を歩きます。
▼1時間ほど登ると鎌沼と一切経山の分岐点に着きます。
道標には山頂まで約40分と書いてあります。
▼分岐点から山頂方面を見た写真です。
避難小屋の先には石の多いガレ場が見えます。
▼ガレ場はこんな感じです。
山頂はまだ見えません。
▼ガレ場の辺りから振り返ると・・・
こんな美しい景色に背を向けて登っていたんですね ^^;
▼山頂が見えてきました
山頂まであと少しです。
▼山頂まで十数メートル
山頂はなだらかです。
▼山頂です
ここからはまだ魔女の瞳は見えません。
▼山頂を過ぎて奥に進むと・・・
魔女の瞳はどこ?
▼突然魔女の瞳が姿を現しました w(゜o゜)w
この日は吸い込まれそうなコバルトブルーでした。
魔女の瞳は、正式には五色沼と呼ぶそうですが、湖面の色が太陽光の具合で微妙に変化することから「魔女の瞳」と呼ばれているそうです。
▼たくさんの人が写真を撮っていました
魔女の瞳が見えるポイントでは、たくさんの人が写真を撮っていました。
余談ですが、魔女の瞳の形は、ある角度から見た蔵王のお釜に似ています。
▼蔵王のお釜です(2022/08/21)
刈田岳と熊野岳の中間から見たお釜です。こちらはエメラルドグリーンです (^^)
魔女の瞳を見るためには
魔女の瞳(五色沼)を見るためには、一切経山(標高1,949m)の山頂まで行く必要があります。
一切経山の山頂へは、浄土平(標高1,600m)から登るのが一般的です。
浄土平へは、東北自動車道から磐梯吾妻スカイラインを経由して行くことになりますが、火山規制により通行止めとなる場合があるほか、冬期間閉鎖もありますので、事前に情報を確認する必要があります。
▼浄土平・吾妻山(一般財団法人 自然公園財団)
https://www.npfj.or.jp/joudo/