ドラゴンアイ

岩手県と秋田県の県境にある八幡平に、雪解け時の短い期間だけ出現する神秘の絶景があります。

「ドラゴンアイ」です。

ドラゴンアイ

冬に雪に埋もれていた沼(鏡沼)が、春になって雪解けが進んだとき、ドーナツ状に水が溜まり青白く輝くのです。

その姿が巨大な龍の目の様に見えることから「ドラゴンアイ」と呼ばれています。

さらに、
ドーナツの中心部の雪がくぼんで水が溜まると、その部分が瞳に見えることから「開眼」とよばれるドラゴンアイの完成形になります。

ドラゴンアイの出来具合は様々な自然条件が影響するため毎年同じではありません。途中で割れてしまったり、開眼しないまま溶けてしまう年もあります。

2024年は、大自然の奇跡とも言えるとてもきれいなドラゴンアイが出現しました。

ドラゴンアイまでの道のり

ドラゴンアイは、八幡平山頂レストハウスの駐車場から歩いて10分程のところにあります。

ドラゴンアイを見るだけなら登山の装備は必要なく、長靴でも可能です。

2024/5/19

ドラゴンアイの見頃は1〜2週間と非常に短いため、条件の良い日には人が集中します。
この日は日曜日で天気も良く、ゲートが開く前に駐車場に入りきれないほどの車が列を作りました。

駐車場に至る道は3本あり、どの道も駐車場待ちの車が道路に長い列を作っていました。そのうちの岩手県側のアスピーテラインの写真が次の写真です。

▼駐車場待ちの車列(アスピーテライン:岩手県側)
駐車場待ちの車列
車列の最後尾は写真の画角におさまりませんでした。

駐車場の出入り口のすぐ近くに登山道の入り口があり、案内図が設置されています。

▼現地案内図
現地案内図2024
案内図に表示されている「鏡沼」がドラゴンアイです。

▼分岐点の道標
分岐点の道標
分岐点には「ドラゴンアイ」の方向を示す道標が設置されていました。右に行くと見返峠です。

▼残雪もあります
残雪のある道
登山道はきれいに整備されていますが、雪が残っている箇所も多くあります。

▼ドラゴンアイです
ドラゴンアイ1
わりとすぐドラゴンアイにたどり着きました (^o^)

▼北側から見たドラゴンアイ
ドラゴンアイ2
北側の地面が高くなっており、全体をよく見渡せます。遠くの山は岩手山です。

▼瞳部分
ドラゴンアイ瞳部分
瞳に当たる部分がくぼんで水が溜まっているのがわかります(開眼です)。

この日は、太陽の周りに光の輪が出現したため(ハロ現象)、空にも目があるように見えました。

▼ドラゴンの目と太陽の目
ドラゴンの目と太陽の目
超激レアなツーショットです (^_^)v

▼たくさんの人が写真を撮っていました
写真を撮る人
ドラゴンアイが良く見えるポイントでは、たくさんの人が写真を撮っていました。

ドラゴンアイは、積雪の少ない年の方がきれいにできると言われています。積雪が多かった年にはこんな感じになる事もあります↓

▼積雪が多かった年のドラゴンアイ(2022/06/11)
積雪が多かった年のドラゴンアイ
この年は、雪の浮力が大きかったためか中央部分が割れて浮き上がってしまいました。

ところで、雪が無い時期のドラゴンアイ(鏡沼)はこんな感じです↓

▼雪が無い時期のドラゴンアイ(鏡沼)(2024/10/12)
雪が無い時期のドラゴンアイ(鏡沼)
鏡沼という名の通り、周りの景色を写し出していました (^^)

ちなみに、鏡沼(ドラゴンアイ)の隣には「めがね沼」があります。

▼メガネ沼(2024/10/12)
メガネ沼
写真3枚を合成してみました。合成してみると・・・「サングラス」に見えます (^^;)

ドラゴンアイを見るためには

ドラゴンアイを見るためには、駐車場にたどり着く必要があります。

八幡平山頂付近には有料駐車場と無料駐車場があります。両方合わせて約300台程度止められるようですが、条件の良い日には、あっという間に埋まってしまい、駐車場待ちの長蛇の列ができます。

駐車場に至るルートは3本あります(岩手県側2本、秋田県側1本)。その3本の道路が交わる箇所に八幡平山頂レストハウスの駐車場があります。

(1)東北自動車道八幡平IC→アスピーテライン(岩手県側)
(2)東北自動車道西根IC→樹海ライン(岩手県側)
(3)秋田側のアスピーテライン

通常であれば、どのルートを通っても早く出発すれば早く到着できます。晴れた休日のような条件の良い日には、少なくとも8時には駐車場に着けるように出発するのが良いと思います。

ドラゴンアイの見頃は年によってかなり違います。2024年のように5月中に見頃になると、道路が夜間通行止になっている可能性があります。この場合、通行止めが解除されるまでゲートから先には進めません。それでも、少しでもゲートに近い位置につけることが肝心です。

尚、ドラゴンアイだけを見に来る人はそれほど長居をしないと思いますので、駐車場の回転もわりと速いと思われます。

遅い時間に行くのであれば、岩手県側の人は交通量の少ない樹海ラインの方が良いかもしれません。

通行止め等の情報は、下記サイトに掲載されます。

▼八幡平市観光協会
https://www.hachimantai.or.jp/

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