- FX-603P測量計算
- クロソイド曲線プログラム
FX-603P 測量プログラムクロソイド曲線
FX-603P は、既に 製造が終了 しており、FX-603Pに関連した サービスも終了 しております。
また、FX-603Pに関する掲載情報も今後更新する予定はありません。
プログラムの概要
クロソイド曲線プログラムの概要は次の通りです。
クロソイド曲線上の任意の点(P)の座標(Xp,Yp)及び、諸数値(R,τ,σ,So,H,Ho,Hp,Xm,Ym,Tk,TL)を計算します。
入力データ及び求まる数値は次の通りで、継続計算の場合には曲線が固定され、求めたい点(P)までの曲線長(L)の入力からの繰り返し計算になります。
●入力データ
1) 始点(O)の座標(Xo,Yo)
2) 終点(Z)の座標(Xz,Yz)
3) クロソイド曲線長(Lz)
4) クロソイドパラメータ(A)
5) 求めたい点(P)までの曲線長(L)
●求まる数値1[必ず表示されるもの]
1) P点における曲率半径(R)
2) 始点からP点までの直線距離(So)
3) 始点(O)における接線の方向角(H),
始点(O)からP点を通る方向角(Ho),
P点における接線の方向角(Hp)
4) P点の座標(Xp,Yp)
●求まる数値2[表示は任意]
接線角(τ),極角(σ),始点(O)を原点とする座標系における曲率中心(M)の座標(XM, YM),単接線長(Tk),長接線長(TL)
fx-5800Pのご案内
FX-603P は 2005年に 製造終了 となっております。
現場でお使いになるのであれば、fx-5800P をお勧めします。
fx-5800P は、 FX-603P の後継機種に当たります。処理能力が高いだけでなく、電池が切れてもプログラムが消えない優れた機能を持ち、現場での使い勝手も良い、手帳型のプログラム電卓です。
fx-5800P:クロソイド(弦角、弦長)
fx-5800P:クロソイド(要素)
Excel 測量計算 のご案内
Excel 測量計算(Ver.2)は、様々な測量計算(30種)ができるように作られたソフトウェアです。
1,000点 の座標登録ができ、測点名で検索できます。また、CSV や SIMAデータの作成、簡易図形表示も備えています。
Web 測量計算2 のご案内
Web 測量計算2は、座標登録ができ、CSV・SIMAデータの読み込み・書き出しなど、Excel測量計算(Ver.2)と同等の機能を追加した Web 測量計算 の進化版です。
ただいま Excel測量計算 が 半額 で入手できる 特典 が付いています。
プログラムのソース表示
プログラムご利用の前に、
下記 「ご利用の前に」 の各項目をお読みください。
ご利用の前に
- 本プログラムは著作権法によって保護されている著作物です。本内容の全部、または一部を複製し、転売(オークションに出品)するような行為はお止め下さい。
- プログラムの入力を始める前に FX-603P 取扱説明書を熟読されることをお勧めします。
- 本プログラムをご使用になる前に、「実行マニュアル」「操作手順書」「例題集」を良くお読みになり、操作方法を練習してください。
マニュアル類ダウンロード(PDF)
- 本プログラムはお客様の責任でお使いください。本プログラムに起因するトラブルにより損害を受けても、弊社は一切の責任を負いません。
- プログラムを手動で間違いなく入力するのは至難の業です。また、入力ミスは、必ずと言っていいほど発生します。どうか根気よく入力し、チェックを入念に行ってください。
- プログラムの入力方法がわからない、エラーが出る、答えが合わない、といった内容のお問い合わせはご容赦願います。
プログラム ソース
クロソイド曲線 【プログラム番号:P15】
AC 999 MinF 1 Min50
LBL1 MR50 "Type(1[LTA]L R[RTA]2) ?" HLT
Min50 - 1 = X=0 GOTO2 MR50 - 2 = X=0 GOTO2 GOTO1
LBL2 1 +/- Min51 MR50 - 1 = X=0 GOTO0 1 Min51
LBL0 MR52 "(Typ[AR50]) Xo ?" HLT
Min52 MR53 "(Typ[AR50]) Yo ?" HLT
Min53 MR72 "(Typ[AR50]) Xz ?" HLT
Min72 MR73 "(Typ[AR50]) Yz ?" HLT
Min73 MR52 Min91 MR53 Min92 MR72 Min93 MR73 Min94 GSBP19
MR9F X=F GOTO0 MR96 Min79 MR95 Min80
LBL3 0 Min9F MR74 "(Typ[AR50]) Lz ?" HLT
Min74 +/- X>=0 GSBP18 MR9F X=F GOTO3
LBL4 0 Min9F MR55 "(Typ[AR50]) A ?" HLT
Min55 +/- X>=0 GSBP18 MR9F X=F GOTO4
MR55 X^2 / MR74 = Min75 1 Min76 MR74 X^2 / 56 / MR75 X^2
= M-76 MR74 X^Y 4 / 7040 / MR75 X^Y 4 = M+76 MR74 X^Y 6
/ 1612800 / MR75 X^Y 6 = M-76 MR76 * MR74 X^2 / 6 / MR75
= Min76 1 Min77 MR74 X^2 / 40 / MR75 X^2 = M-77 MR74 X^Y
4 / 3456 / MR75 X^Y 4 = M+77 MR74 X^Y 6 / 599040 / MR75
X^Y 6 = M-77 MR77 * MR74 = Min77 MR76 / MR77 = ATN Min78
MR79 - MR78 * MR51 = Min54 X>=0 GOTO5 + 360 = Min54
LBL5 0 Min9F MR56 "(A=[AR55]) L ?" HLT Min56 +/- X>=0 GOTO5
MR55 X^2 / MR56 = Min57 1 Min58 MR56 X^2 / 56 / MR57 X^2 =
M-58 MR56 X^Y 4 / 7040 / MR57 X^Y 4 = M+58 MR56 X^Y 6 /
1612800 / MR57 X^Y 6 = M-58 MR58 * MR56 X^2 / 6 / MR57 =
Min58 1 Min59 MR56 X^2 / 40 / MR57 X^2 = M-59 MR56 X^Y 4
/ 3456 / MR57 X^Y 4 = M+59 MR56 X^Y 6 / 599040 / MR57 X^Y 6
= M-59 MR59 * MR56 = Min59 MR58 / MR59 = ATN Min61 MR58 X^2
+ MR59 X^2 = SQR Min62 MR56 / 2 / MR57 * 180 / PI = Min60
MR54 + MR60 * MR51 = Min63 X>=0 0 GOTO9
+ 360 = Min63
LBL9 MR54 + MR61 * MR51 = Min64 X>=0 GOTO7 + 360 = Min64
LBL7 MR52 + MR62 * MR64 COS = Min65 MR53 + MR62 * MR64 SIN
= Min66
LBL8 MR55 "(Typ[AR50]) A=" HLT
MR57 "(Typ[AR50]) R=" HLT
MR62 "(Typ[AR50]) So=" HLT
MR54 SDMS "(Typ[AR50]) H=" HLT
MR64 SDMS "(Typ[AR50]) Ho=" HLT
MR63 SDMS "(Typ[AR50]) Hp=" HLT
MR65 "(Typ[AR50]) Xp=" HLT
MR66 "Yp= more[RTA]999" HLT
Min70 X=F GOTO6 GOTO5
LBL6 MR59 - MR60 SIN * MR57 = Min67 MR60 COS * MR57 + MR58
= Min71 MR60 SIN 1/X * MR58 = Min68 MR59 - MR60 TAN 1/X
* MR58 = Min69 MR60 SDMS "(Typ[AR50]) t=" HLT
MR61 SDMS "(Typ[AR50]) s=" HLT
MR71 "(Typ[AR50]) Xm=" HLT
MR67 "(Typ[AR50]) Ym=" HLT
MR68 "(Typ[AR50]) Tk=" HLT
MR69 "TL= EXE[RTA]return" HLT
GOTO8
エラー表示サブルーチン 【プログラム番号:P18】
999 Min9F 0 " DATA ERROR" PAUSE
座標変換サブルーチン 【プログラム番号:P19】
0 Min9F MR91 - MR93 = X=0 GOTO1
GOTO3
LBL1 MR92 - MR94 = X=0 GOTO2
GOTO3
LBL2 GSBP18
GOTO5
LBL3 MR93 - MR91 = R>P ( MR94 - MR92 ) = Min95 X<>Y X>=0 GOTO4
+ 360 =
LBL4 Min96
LBL5
ご注意下さい
- 上記プログラムソースは見やすいようにインデント・改行されていますが、FX-603Pに入力する際には、インデント・改行を無視してください。
- サブルーチンは他のプログラムと共用しますのでプログラム番号を変更しないでください。
- 当プログラムソースはASCIIコードで書かれていますので、実際の表現とは違う部分があります。表現の違いは下表の通りです。