大倉カヌークラブのコースは、大倉ダムから大倉川を遡る約2.5kmのコースで、カヌーでなければ見ることができない景観が魅力的ですが、何度行っても飽きることがありません。その一番の理由は・・・ 癒し効果 ではないでしょうか。
現代社会はストレスに満ちていますので、癒し効果満載の大倉カヌーコースは、病み付きになってしまうのです。
大倉のカヌーコースは、人間の持っているセンサー「五感」の内、味覚を除く四感(視・聴・嗅・触)で 癒し を感じることができます。
日常を忘れさせる景観も、ヒーリング効果たっぷりですよ。
人間の五感の中で視覚の占める割合は約90%もあるそうですので、私達が視覚から受ける影響も大きいと言えますね。
大倉のカヌーコースで「視覚」と聞いてまず思いつくのは「景観」ですが、景観については「日常を忘れる癒し」の欄でご紹介しますので、ここでは、「目から入る情報」という視点で考えてみます。
春から夏にかけては、カヌーコースは空を除いて緑一色になります。
▼2014/06/01(水位:269.0m)
空が青空だと、視界には緑と青しか入ってきません。
「緑」は網膜に最も負担をかけない波長なので、疲れた目を休ませてくれるそうです。「青」は興奮神経を抑える効果があり、気持ちを落ち着かせてくれるそうです。
また、大倉では四季を通して様々な野草が花を咲かせます。
▼2018/05/13(水位:270m)
自然の中に咲く可憐な花は、心を和ませてくれます。
さらに、秋には紅葉を楽しむことができます。
▼2017/11/03(水位:266.2m)
青空とのコントラストは紅葉を際立てますね。
紅葉の赤系の色は、血行を促進し活力を高める効果があるそうです。
その他、視覚から入る情報には、緑が揺らめくこずえ、木漏れ日、湖面のさざ波 などがありますが、これらは、私達が心地よいと感じる 1/f ゆらぎ を持っていますので、カヌーに乗っている間ずーっと癒されっぱなしです (^o^)
1/f ゆらぎについては後述します。
大倉のカヌーコースでは、鳥のさえずり、水音、風のそよぐ音、滝の音 などが、聴覚の 癒し ポイントです。
これらも全て 1/f ゆらぎを持っていますので、カヌーに乗っている間ずーっとリラックスしっぱなしです (^o^)
1/f ゆらぎは、不規則でありながら調和の取れたリズムで、自然界に多く存在します。人間の心拍数や呼吸のリズムも 1/f ゆらぎ を持っているため、私達は 1/f ゆらぎ を心地よく感じるようです。
鳥のさえずりを聞きながら、パドルを漕いで、滝の真下まで行く動画がありますので是非ご覧ください。
▼2019/04/21(水位:268.5m)大倉のカヌーコースは森の中にありますので、植物が発する 森林独特の香り がします。
まるでカヌーで森林浴をしているようで、カヌーに乗っている間ずーっとα波が出っぱなしです (^o^)
▼2014/06/01(水位:269.0m)
森林浴にはリラックス効果だけでなく、抗がんタンパク質を増加させたり、ストレスホルモンの抑制効果もあるそうです。
また、視覚の欄でもご紹介しましたが、大倉では四季を通して様々な野草が花を咲かせます。そのなかでも「藤の花」は数が多く、甘いやさしい香りでカヌーコースを満たしてくれます。
▼2017/05/19
甘い香りをかぐだけでも心は癒やされますが、藤の花の香りには「抗酸化作用」もあるそうです。自然の植物には、計り知れないパワーがありますね。
大倉のカヌーコースの上流部は川幅が狭く、あまり風の影響を受けません。そのため肌にあたる風は心地よく、滝の付近ではしぶきがミストになって マイナスイオン を感じることができます。
カヌーに乗っている間ずーっと気分は爽快です (^o^)
▼2016/05/29(水位:268.5mm)
大倉のカヌーコースには、カヌーでなければ体験できない、日常を忘れさせてくれる景観やアクティビティーがいくつもあります。
非日常を味わうことで、心と身体をリフレッシュさせることができます。
▼幻想的な景観(2008/09/07)
▼紅葉の絨毯(2017/11/03 水位:266.2m)
▼プチ川下り(2017/06/11)
▼これも非日常?(2009/07/26)
以上、大倉カヌーコースを「癒し」の視点からまとめてみましたが、伝えたいことの半分も表現できていません。やはり実際に経験するのが一番だと思います。