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fx-FD10Pro既存のプログラムについて
弊社のプログラム入力代行サービスをご利用になる場合、お客様の fx-FD10Pro のメインメモリーに既存のプログラムやデータが存在する場合、それらを保存メモリーに移動(待避)致します。
移動(待避)先は、保存メモリーに作成したフォルダ「BACKUP」内です。
ファイル名については、プログラムは「PROGRAM.g1m」、Listメモリーは「LIST.g1m」です。
既存のプログラムを移動(待避)する理由
既存のプログラムやデータが存在していると、弊社の fx-FD10Pro 測量計算プログラムを入力する際に支障を来す恐れがあるため、既存のプログラムやデータが存在する場合、それらを保存メモリーに移動(待避)しております。
fx-FD10Pro には 62,000バイトのメインメモリーを備えていますが、弊社の fx-FD10Pro 測量計算プログラムは、約57,000バイトのメモリーを消費します。
また、fx-FD10Pro はプログラムの実行のために、常に 1000バイト程度の空き容量が必要ですので、実質の空き容量は 4,000バイト程度しかあません。
保存メモリーに移動(待避)プログラムやデータは、必要に応じ復元することができます。
移動(待避)したプログラム・データの復元について
保存メモリー移動(待避)したプログラム・データは簡単に復元させる事ができますのでご紹介します。
プログラムやデータを復元させる際には、必要な空きメモリーがあることをご確認ください。空きメモリーの確認は、「空きメモリーとプログラムサイズ」のページをご覧ください。
例として、Listメモリー の復元手順を掲載します(プログラムの復元も同様の手順です)。
(1)メモリーマネージャーを起動する
MENU キーを押してメインメニューを表示させます。
メインメニューが表示されたら、 5 を押すか、
カーソルキーを使って MEMORY を反転させ EXE を押します。
(2)保存フォルダを開く
メモリーマネージャーが表示されたら、 F2 (SMEM)を押します。
次に、フォルダ「BACKUP」を反転させ EXE を押します。
フォルダ「BACKUP」内のファイル一覧が表示されます。
(3)Listメモリー復元
フォルダ「BACKUP」内が表示されたら、ファイル「LIST.g1m」を反転させ F1(SEL)を押します。
- プログラムを復元する場合には、ファイル「PROGRAM.g1m」を選択してください。
ファイル「LIST.g1m」の先頭に三角マークが付いたら、F2(COPY)を押します。
コピー先を聞いてきますので、 1 (Main Mem)を押します。
「Complete!」と表示されたら復元終了です。 EXIT を押してください。
- メインメモリーにListメモリーが存在する状態で復元を行うと、上書きするかどうか聞いてきます。
- 復元に必要な空き容量(メインメモリー)が不足しているときには、「Memory ERROR」が表示されます。
- プログラムの復元もListメモリーと同様の手順でできます。
(4)復元メモリーの確認
ちゃんと復元されたかどうか確認します。
MENU 3 STAT と押してください。
カーソルキーを操作してListメモリーが復元された事を確認したら、MENU 1 を押して終了です。
- プログラムの復元を確認する場合には、次の手順です。
MENU 1 PROG と押してください。
カーソルキーを操作してプログラムが復元された事を確認したら、EXIT を押して終了です。