fx-FD10Pro 測量プログラムバージョンアップ履歴

fx-FD10Pro

 fx-FD10Pro 測量計算 のバージョンアップの変遷を掲載しています。

令和3年9月《ver.1.12》

 11CU-ST について、A点から交点(P点・Q点)までの距離表示を、交点がB点方向とは逆方向にある時マイナス表示とした。

令和3年7月《ver.1.11》

 以下のような改良・変更を行った。

(1)08SUISEN について、交点(P点)がB点方向とは逆方向にある時、A点からP点までの距離をマイナス表示とした。
(2)10ST-ST について、A1点から交点(P点)までの距離を表示するようにした。その際、交点(P点)がA2点方向とは逆方向にある時マイナス表示とした。

令和2年10月《ver.1.1》

 以下のような改良・変更を行った。

(1)01TRAVER、02GTRA について、連続計算と放射計算の選択を、計算前から計算後に移動した。これにより連続計算と放射計算の混在計算がスムーズにできるようになった。
(2)3つに分かれていた三角形の解法プログラム(183PEN、192HEN、202KAKU)を、1つのプログラムにまとめた(→183ANGLE)。これに伴い、サブルーチン +3KA も大幅に書き替えた。
(3)三角形の解法プログラムに後続するプログラム番号を変更した。

  変更前 → 変更後
 21ZAHYO → 19ZAHYO
 22GYAKU → 20GYAKU
 23DOKATA → 21DOKATA
 24CL-GEN → 22CL-GEN
 25CL-YOU → 23CL-YOU
 26KOHO  → 24KOHO
 27ZENPO → 25ZENPO
 28ZTRAN → 26ZTRAN
 29HELMER → 27HELMER
 30SUIJUN → 28SUIJUN
 31TAKASA → 29TAKASA
 32KOSA  → 30KOSA

(4)座標に関するプログラム(50INPUT、51SHOW)を、1つのプログラムにまとめた(→50ZKANRI)。
(5)全プログラムについて、「If 文」を可能な限り条件分岐コマンド「⇒」に置き換えた。
(6)01TRAVER、02GTRA、05HABAST、06HABACU、07HABACL、09SUI-CU、17SC-YOU、23CL-YOU、24KOHO、25ZENPO、30KOSA について、分岐選択を見直し操作性を改善した。
(7)28SUIJUN について、データ入力時の「現在値表示」を止めた。
(8)計算した座標を登録することができるプログラムについて、分岐選択の際に表示される座標登録を示す文字列を”Toroku[9]”から”Reco[9]”に変更した。

令和2年4月《ver.1.0》

fx-5800P のプログラムを fx-FD10Pro 用に改良・移植した。
fx-5800P では 28,500 バイトだったメモリの容量が、fx-FD10Pro では、62,000 バイトに増えたので、座標登録機能を追加した。座標登録機能の概要は以下の通り。

(1)Listメモリに500点の座標登録領域を確保した(X:List21[1〜500],Y:List22[1〜500])。
(2)座標入力を伴うプログラムでは、登録しておいた座標を呼び出して入力することができる。
(3)計算結果として座標が求まるプログラムでは、その座標を登録することができる。
(4)座標管理用のプログラムを用意した(50INPUT,51SHOW)。

また、fx-5800P では 17文字×4行 だったテキストの表示領域が、fx-FD10Pro では 21文字×7行に増えたので、それに合わせて画面表示を改良した。改良点の概要は以下の通り。

(1)Locateコマンドを利用して、「X=123456.789」 といったように右辺と左辺を同じ行に表示した。これにより計算結果の表示が見やすくなった。
(2)角度を「°′″」で区切った表示は Locateコマンドが使えなかったので、プログラムで対応した。これにより「Hoko=123°45′67.89″」といった表示が可能になった。